新何某に何を見る
5月1日から新年号『令和』がスタートした。
これは大変歴史的な事であり、前回の昭和から平成に切り替わる時とはまた違うお祝いムード行われ、渋谷はいつも様に荒れていた。
しかし、僕にとってはそんなお祝いムードとか平成ありがとうなど、然程思ってはいない。
何故かと聞かれたら、こう答えるのである。
『平成最後の日が僕の感情を大きく揺さぶり続けてそれどころじゃない』
とだ(決まったとか思っていても厨二感全開なってしまう為、この文にて中和しておく)。
さて、平成最後の日「平成31(2019)年4月30日」に何があったのかと聞かれたら、一般の方はあちらを思い浮かべるだろう(言葉に書くとゴタゴタしそうな気がするので、ご理解お願いご協力お願い致します)。
だが、僕は一般人ではない。
これは宇宙人、未来人、超能力者を指す意味ではなく、ただオタクであり、人よりも別の世界へ足を踏み抜いたという意味での話だ。
少しだけ僕の話を聞いてくれると喜ぶ。
いや、好きなものについて話してる時が一番喜びを感じているのだから、人など関係ないのかもしれないが、オタクというヤツはめんどくさいので、やはり話を聞いて欲しいものなのだ。
さて、僕は平成生まれの平成育ち。
平成しか知らない世代でこれでも平成には恩を感じている。
ただ、僕はオタクだ。
好きな2次元ないし、2.5次元の前では年号が変わるなんて話題は無力なのだ。
そんな僕が今一番好きな作品は『ラブライブ!サンシャイン ‼︎』である。
絶対ここを語り出したら長くなるので割愛するが、その中でも『ヨハネ』という登場人物をご存知だろうか。
彼女こそが僕の最推しキャラクターである。
そして、その彼女を演じる『小林愛香(さん)』もまた最推し声優、キャストである。
何処が好きなのかは、後で書いてしまうだろうからスパッと抜いて行くが、今回平成最後の日に待ちに待っていた、彼女の1stファンミーティング『and PARTY!!』が開催されたのだ。
僕らファンがどれだけ待っていただろうか?
理解しろとは言わないので、暑い日に水が飲みたくても飲めない状況とでも考えて頂けたらいいだろう。
そんな状態で遂にこの日を迎えた時は素直に嬉しかった。
良かった。
そんな気持ちしか無かった。
色んなイベント諦めて、ここだけに絞って参加しようと決めた程だ。
まず、イベント概要をまとめよう。
1st Fan Meetin1st Fan Meeting
『and PARTY!!』
[日時] 2019 年 4月 30 日(火)
〈1 部〉開演 14:30
〈2 部〉開演 18:00
[会場] 舞浜アンフィシアター
ゴールデンウイーク真っ只中の舞浜。
某夢の国なリア充とオタクのとてもクレイジーでカオスな空間だったのは忘れまい。
家族連れの人達に異様な目で見られていた。
変な集団でごめんなさい。
好きでやっているから受け入れてくれ。
折角の推しの1stイベント。
記憶から忘れないように僕の主観でまとめていこうと思う。
今回は下調べというか、こんな事をしますというのを耳にしていなかったが大体ファンミーティング
・オープニング
・トークパート
・ライブパート
・お見送り、ハイタッチ(事前告知あり)
からは外れていなかった。
ただ、彼女はファンを愛していた。
だから、初っ端からブッ込んで来た。
開幕のオープニングに新曲である『A.N.D.』を用意していた。
最初は何だこの曲は???と素直に困惑していた。
多分開場に居た人大半がそういう反応だったと思う。
けれど、ここにいる人はきっと色んな推し現場から集まった人達でもある。
途中から少なからずコールを入れていたし、僕もした。
歌い終わった後の彼女はやはり緊張はしていたとだろうけど、少しホッとした様な、それでいて嬉しそうに笑っていたのを僕は忘れない。
1シーンずつ書いてられるほどの文章力が続かないので、詳しい衣装などや流れはここを参考にしてくれると嬉しい。
「私と出会ってくれてありがとう」。小林愛香、初のFCイベントでテーマソング&平成の名曲を披露 | 芸能ニュースならザテレビジョン
小林愛香 1st Fan Meeting「and PARTY!!」 | Anium
このオープニングから始まり、トークやラジオの公開収録など、彼女が僕たち『Liand』の為に考えてくれたと思うと素直に嬉しい。
ただ、丁寧に書いているとただでさえ長い文章がより長くせざるおえなくなるので、やはりここも僕が一番楽しみにしていたライブパートまで割愛する。
気を取り直していこうと思う。
ライブのスタートはやはり
『君を守りたい』/小林愛香
だった。
来るだろうとは分かっていたし、今日のセトリに入っていると確信もしていた。
だからといってど頭からくるなど予想外だった。
正直この時の記憶は殆ど残っていない。
彼女を見るのに必死だったし、画面に映る表情にとても感動してしまってそれどころはなかった。
この曲の後、発売してから初めてみんなの前で歌われたと話してくれた。
彼女の歌を僕は沢山聴いている。
ただ、小林愛香としての聴くのは今回初めてだ。
それにこの歌が出たのは2011年であり、8年もの間いつか誰かの前で歌われる機会を待っていたと思うと何も言えなくなる。
だからなのだろう。
話したい間の彼女の目がキラリと光っていたのは。
やっと日の目を見たこの曲をこれからも聴きたいから改めて応援しようと強く心に誓った。
次に歌われたのは
『Blue』/SAWA
数年前から、今の彼女をこの場所に連れてきたオーディションの頃を知っていて、今回の新曲『A.N.D.』を作曲してくれた彼女の曲『Blue』は社長が彼女にピッタリの歌があると言わしめたのが納得だった。
僕的に彼女の好きな所の一つである歌の切れ目、抜きといえばいいのかわからないが、綺麗に伸びる声である。
それを最大に生かしつつ、リズムの良いメロディが噛み合って、真っ青に染まる会場を最高に心地よい空間へと変えていた。
そして、ここからはLiandから募集した曲メドレー
『Body Feels EXIT』/ 安室奈美恵
『気まぐれロマンティック』/ いきものがかり
『シュガーソングとビターステップ』/ UNISON SQUARE GARDEN
『COLOR』/ MARiA
『君じゃなきゃダメみたい』/ オーイシマサヨシ
『GLAMOROUS SKY』/ NANA starring MIKA NAKASHIMA
彼女の好きな安室さんから始まり、是非歌って欲しい曲たちがまとめられていて嬉しかった。
ちなみに僕が歌って欲しかった曲はUNISON SQUARE GARDENの別の曲だったが結果としてバンドの違う曲が選曲されていて良かった。
キレッキレのダンスやダーリンダーリンって言われて死にそうになったり、女性歌唱じゃない曲が聴けてこういう風に歌うのかとニタニタしたり、まさかの『フリージング』のOPまで歌ってくれたりと盛りだくさんの中で最後に『GLAMOROUS SKY』で思考を放り投げてしまった。
2回聴かせてもらったけれど、また聴きたいと思える様なメドレーたちだった。
最後は
『A.N.D.』
で締めくくられた。
可愛いだけではなく、本当に僕たちを思って作詞してくれたんだな。
ありがたいなと多少恥ずかしいなと思いつつ、気持ちよく締めくくられた。
写真撮影やハイタッチなどわちゃわちゃしながら終わった今回のイベントは例え外は土砂降りでも気持ちは晴れやかだった。
そして、僕はまた彼女に会いに行くだろうと帰り道にぼんやりと考えていた。
平成最後の日
僕はまた彼女を好きなり
令和の今
彼女の事
最後の日に想いを馳せ続けている
結論、推しは今日も可愛くて生きるのが楽しい。
令和から始まる彼女の物語を僕は待ちわびている。
さて、ひっそりとした続きとしてここで今回のイベントの疑問点や改善点について発言したい。
というか忘れそうなので残しておく。
元々FCイベントなので、それを含めた入場前の本人確認がある。
物販とは別に場所を設けて、事前にリストバンドを受け取り、入場を補助する仕組みだ。
僕が到着した12時から13時のタイミングでは本人確認ブースはガラガラ、ほぼ待ち時間は無く出来た。
その代わり、長い物販列が形成されていたがしょうがないね。
本人確認は何人かが呟いていたが、サイトに書かれた通り
・FCのマイページ
・身分証明書関連のどれか(詳しく知りたきゃ公式サイトを見てくれ)
・チケット
を確認してリストバンド(フェスとか行くと巻いてくれる感じのペーパーバンド)を腕に巻くものだった。
僕はこの時、1部と2部の本確まとめて出来るのかと聞いて、出来ますよと言われて腕を出し、薄めの赤いリストバンドを巻いて外に出た。
ただこの時点で気が付いた人はいるだろうか。
手首に巻かれたのはリストバンド1つ、他をチラッと確認したがスタッフが配っているものはそれだけだった。
さて、これは本人と証明しましたという証なのだが、頭をひねらなくてもわかる。
これさえ手に入れば他人のフリをして入場が可能なるのではないかと。
僕は両日運良くチケットが手に入ったが
「もし片方しか受からなかった場合」
どうだろうか?
誰か行けない人がその人の受からなかった方のチケットを持っていて、それをあげたとする。
本人確認が済んでいるという事で一番鬼門となる関門はすんなり突破出来る。
実際にリストバンドさえあればスルーだからね。
次にチケットのもぎりだが、本人確認済みと証明されているので名前と性別に違和感が無ければそんなのもスルーできる。
スタッフも完璧ではない。
期待なんてすべきではないし、そもそも効率も悪いしね。
さて、あとはランダムでの席での本確だけだろうが、していたという情報は知り得ていない。
どうだったのか気になるところだ。
次に物販だが、結局1部入場待機列を作る前までずっとあった気がする。
並ばなくて正解だ。
ここで何が起きたのかは知る由も無いのだが物販で完売したものがイマイチ参加者に伝わっていない印象だ。
これには会場周辺だけではなく、ネット使って拡散すべきだったと思う。
個人的に一番問題だと考えている入場待機列について話したい。
開場13:45となっているにも関わらず、列形成が始まったのは5分前の13:40程だった。
始まった空気があってすぐいった時の証拠が残っている。
次はどうだろう、予定した時刻を過ぎても入場は始まらずに14時を過ぎてようやく開場に入れたが、そこそこ最初の方に並んで15分位に入場だ。
遅れてたらたまったもんじゃ無い。
席でゆっくりしたかった人としたらすごい予定で動いてるな運営と思う限りである。
さて、1部終了後。
ハイタッチの準備があるとアルファベットの早い順から並ぶのだが、そこそこ時間がかかっていた。
しょうがないと思う所もあるので良いのだけれど、今回遅いアルファベットの部分で待っていたので結果的に僕が終了したのが17時を回っていたと思う。
ここでも気がつくだろうか。
2部の入場まですぐなのである。
お昼買うとか出来ないので物販で追いTシャツ買ったりして近くで数分待って、入場列が出来たら並んで会場入りした。
僕でこれなのだ。
最後までハイタッチしてくれていただろう彼女はどうなんだ?
殆ど休憩挟めていない気がする。
2部の開場は遅れていたのでその分休めたかめしれないが心が痛かった。
激しいのはライブパートのみで後はユルっとしていたから良いのだけれど、だからといって疲れない訳では無いのだと気持ち悪い心配をしてしまう位にはファンなのである。
詰まるところ、疑問に思う点が多々あり過ぎてどうした??と思う次第だ。
大分長かったが本当に残念な部分だったとこの話題を締めるとする。
ただ、これにおいては運営頑張れ、次回への改善って位の気持ちなので怒っている訳じゃないとだけ、記しておく。